8月8日に起きたラハイナの大火事から4か月以上が経ちました。
日本ではもうほとんど報道されていない今のラハイナの状況ですが、
このRe-entry (mauirecovers.org)の地図によると、ほとんどが黄色と
緑になっています。
唯一、まだ赤の色になっているのは、ラハイナ港の周辺の海のようです。
住民やその建物やビジネスのオーナー等が入ることを許されたのが黄色の区域です。
緑色は住民以外でも制限付きで入ることができる区域です。
復興の第一段階としては、EPA(米国環境保護庁)による危険物の撤去。
電気自動車や、ハイブリッド車のバッテリーなどは燃えると超危険物となり、
かなりの量があり、広大なラハイナの街からそれらを全部撤去し終わったのがつい最近のことです。
それが終了して初めて、住民が焼けてしまった自宅に戻ることができるようになりました。
第2段階として、やっとがれきの撤去が始まる予定ですが、このビデオは
ラハイナに住むJesseさんという方が、定期的にドローンでラハイナの街を撮影しています。
3:56~4:11ごろに、少し緑いろがかったバニアンの大樹が見えます。
新芽がしっかり成長している証拠です。
Jesseさんはこれからもこのドローンでの撮影を定期的に続けるそうです。
その主旨は、過去を振り返り何が起こったのか、誰のせいなのか、などではなく、
ラハイナのこれからがどのように復興に向け進んでいくのかを撮り続けたいと、
動画の中でおっしゃっています。
ラハイナが大好きな方がご覧になったら、ショックが大きいかもしれません。
でもラハイナが大好きだからこそ、これからのラハイナを応援したい、
そんなお気持ちで見てくださるとうれしいです。
LAHAINA STRONG!