今日は、ハワイ語の名詞と所有格について。
「私の本」などのように、名詞の前に「私の」という所有格がつく場合。
英語や日本語は基本的に、「my = 私の」と一種類で済みますが、
ハワイ語の場合は、最低2種類あります。
ka’u (カッウ) ko’u (コッウ) 両方とも「私の」という意味です。
たとえば、私の本=ka‘u puke 私の家=ko‘u hale のように、
あとにつづく名詞によって、真ん中のスペルが a と o に分かれます。
すなわち名詞はa属とo属に分かれるのであります。
これを覚えるのがたいへん! 超簡単に説明すると、
o に属する名詞は、自分が生まれたときにもうすでにこの世にあり、
自分ではコントロール出来ないもの。
たとえば、神様から授かった鼻や目など自分の体の一部、
両親や祖父母、土地、森、風など自然界に存在するもの。
そして自分のマナが宿る、フラの衣装や、家、カヌーなどはみんなo に属します。
逆に、a に属する名詞は、紙やペンなどの消費される単なる「モノ」。
そして自分で選んだ配偶者や恋人、あとから生まれた自分の子供などはa属に入ります。
日本では兄弟、姉妹が洋服を共有したり、お下がりを着たりすることは普通ですが、
ハワイの文化では、それはタブー。
洋服にはその持ち主のマナが宿っているからなのですねー。
このa とoが会話文を作るときに、とっても難しい!
でもしっかりハワイの文化を理解すると、ルールがすこしづつわかってきます。
生きてゆくうえで、何が大切なのか。。。
ハワイの文化は本当に奥が深いなあ。。とシミジミ思うAkiyoなのでした[:ハート:]
コメント
★ふーさん、
きれいな日の出でした。。。感謝の気持ちが生まれました。
★TAKUMAくん、
きみはきょんちゃん語を話すではないかい!ニャンニャン
TAKUMAくんの写真もしっかり、物語っているよ。すごいです~♪
★ゴンさん、
お下がり。私はよく兄の男のこの洋服ばかりお下がっていました。
ハワイの文化ってほんとに興味深いです!
★マナティさん、
いつもコメント、ありがとうございます!
ハワイの文化に触れるたびに、いろいろ感心させられます。
そしてこの朝陽。。。気持ちが休まります。。。
なるほどね、素晴らしい文化ですね。
それになんと素敵なサンライズ。
お下がりだめなんですかぁ。ローカルの方の、マナの考え方って言葉でも浸透しているんですね。感動です。
私、一生日本語しか使えない人種なんだと思います。
うわっ、凄い幻想的な朝陽っ!。
撮りたいなぁ…
素敵な日の出ですね。
O属とA属の話、生きてゆくうえの大切な道しるべかもしれませんね。
フォッとするひと時の言葉ですね。
発想の転換・・・・