8月8日の大惨事から3か月が経ちました。
マウイに旅行者が戻り始め、ラハイナ以外の地区では
少しづつ元のマウイに戻りつつあります。
そんな中、「Mālama Maui Pin」という記事を見つけました。
被災者の精神的な復興に懸念を抱いた西マウイ在住の住民が支援団体に加わり、
この「マラマ マウイ ピン」の作成を開始しました。
「私たちの経済は観光業と複雑に結びついていますが、
住民は悲しみ、癒すための時間と空間を緊急に必要としています」
「多くの人が仕事に復帰するよう求められているが、
彼らは耐えてきたトラウマを処理する機会が限られている。」
この微妙なバランスについて多くの住民から話を聞き、話し合った結果、
この「マラマ マウイ ピン」が誕生しました。
このピンの目的は、訪問者に視覚的な合図を提供することで、
ピンを装着しているマウイ島住民の経験についての質問を控え、
プライバシーを尊重することで住民を支援する環境を確立することです。
<ガイドラインと目的>
共感を促す:このピンを身に着けている人に出会った場合、
その方の方から会話を始めない限り、その人の経験や火災について尋ねない。
コミュニティの団結を育む: 一体感を育み、困難な時にお互いをサポートする
思いやりのあるコミュニティの一員であることを誰もが思い出す。
良い聞き手になる:ピンを身に着けている人が心を開くことに決めたら、
思いやりのある聞き手になってください。
メッセージを広める: ピンを着用している個人のプライバシーを尊重するよう、
他の人に奨励します。
「住民も訪問者も、山火事の影響を受けたすべての人に
敬意を払いたいと考えており、
多くの住民や仕事に復帰した人たちが山火事の影響について話し合ったり、
自分たちの話を共有したりする準備ができていないことを理解しています。
したがって、マラマ マウイ ピンは、
これを身に着けている人たちに敬意を表し、
最善のケアを行う方法についての指針を与えるために作成されました」
*もしマウイにいらしたときにこのピンを身に着けている方がいらしたら、
このピンの意味を思い出して、ご協力をお願いいたします。