クムがKulanihako’iの公演を終え、
ニュージャージーから帰ってきた。
ニュージャージーといえば、アメリカ本土でも東のはずれ。
ハワイから遠くても少しでもハワイのことを理解してくれたら。。。と、クム。
Kulanihako’iは水という大切な資源に関するフラドラマ。クムいわく。。。
「ハワイは大陸にある居住地と違い、一番近い大陸まで3000マイル。
周りはすべて海に囲まれていて、資源もなにもかも「島」という限界がある。
だから、ハワイの人々は資源を守ることが生命に直結していることを知っていて
大地や水を大切にするというすばらしい文化があるのです。」
2001年9月11日後しばらく、マウイの空には飛行機が飛ばなかった。
そのとき思った。「ここは本当に太平洋のど真ん中にあって、
飛行機や船が来ないということは、命に関わる大変な事なんだ。」と。
クムのお話を聞きながら、さらに考えた。
どうしてマウイは、たくさんの人の心をひきつけるのだろう。。。
限られた「島」であるマウイに住む人はきっと
美しい景色も、楽しい事も、できるだけみんなで分けあって、
自分の周りの人が心地よく暮していけることが
この島にとって一番いいことと知っているんだ。
だから周りにいる愛する人達や自然に対して
尊敬の念とともに常に思いやりを持って接している。
それがきっと、島中に流れるポジティブなエネルギーとなっているのではと。。
‘O Maui no ka ‘oi!