久しぶりにすばらしい映画に出会えました。
ハウマナとはハワイ語で「生徒」というような意味。
フラを習っている私も「ハウマナ」の一人です。
フラダンサーでもあるプロデューサー自身の経験から、
ハワイの文化とその継承にとって大切なものはなにか、を
フラを通して表現し、また
フラを習う若いカーネ(青年たち)が少しづつ、
自分と向き合い、本当に自分は何をもとめているのか、
自分自身を見つけてゆく、というストーリーです。
ロケ地はオアフ島。出演しているキャストすべてが
ハワイ出身で、ハワイに住んでいる、もしくは長期間住んでいた
演技のプロではない人たちで構成されています。
フラは生命そのもの。。。
五感すべてを駆使して、初めて表現できるもの。
観て、聞いて、感じて、触って、味わって。。。。
でも一番大切なのは、Na’au
こころで感じるということ。
映像はハワイの美しい海や山、そして風。。。。
そこにはそれぞれのAKUA(神)の姿がしっかり見て取れました。
ハワイの映画と聞くと、ハリウッドの世界を想像しがちですが、
この映画は本物のハワイとその文化の深さを
見事に描いていました。
ハワイをよく知る方、またまったく知らない方でも
この映画を観ると、ハワイに対する考えが変わると思います。
日本でも早く公開されますように。。