2023年8月8日、美しいラハイナの街のほとんどが燃えてしまいました。
あれからちょうど1年。
2011年3月11日の東日本大震災の時もそうですが、
あの時に自分がどこで何をしていたか
皆さん記憶がよみがえると思います。
マウイに住む、または住んでいた人もしかり。
復興には時間はかかりますが、少しづつラハイナは、そしてマウイは
前に進んでいます。
102名の方が亡くなり、いまだに2名が行方不明だそうです。
焼け出された880匹以上の犬や猫がマウイヒューメインソサエティに
救助され、220匹以上が元の飼い主の元に戻りました。
その上、220匹以上のワンちゃん、猫ちゃんが
新しい里親を見つけることができたそうです。
Jesseさんのドローンビデオです。現在のラハイナを
撮影してくれています。
ナレーションのなかでの説明によると、個人の住宅、1,399戸のうち、
29か所を残して98%の瓦礫の撤去が終わっています。
商業建築物も総数159のうち、43%にあたる69か所の
瓦礫の撤去が終了しました。
動画で灰色に見える部分は、コンクリートの土台が終わっている土地です。
あとは建築許可が下りるのを待つことになりますが、
いつ頃許可されるのかはまだわからないとのことです。
海から近いラハイナ地区。時間がかかりそうです。
少しづつ仮設住宅も建設されています。
ハワイ州によって450棟、FEMAによって169棟が建築中です。
ラハイナ地区は、まだ住民など許可がある者しか入ることができません。
それでもだいぶ一般もはいることができる緑の地区が増えました。
そして。。。復興のシンボルになりつつある、バニアンの大樹。
だいぶ緑が濃くなりました。
また数日前に、やっとラハイナハーバーの燃料補給ドックが再開しました。
75万ドルをかけて、インターネットをつなげ、新しい
給油機を設置し、これにより港自体はまだ開港していないものの、
カアナパリやマラワーフに停泊しているボートのオーナーは
マアラエアまで行く必要がなく給油ができるようになりました。
しかしながら、ラハイナ港の開港は、まだ先が見えていません。
今日のマウイは晴天。風も穏やかです。
これからもラハイナは、マウイは前に進みます。
Maui Strong!
コメント
また日本では宮崎県や鹿児島県で大きな地震が起こり、昨日は神奈川でも震度5弱の地震があり、南海トラフ地震に対しての注意をし続けなければならない状況で、正月の能登半島の地震以降他国への災害支援どころではない日本ですが、先日ドン・キホーテに買物へ行ったらエレベーターに貼られていたのが…
「2023年8月22日〜9月24日の期間にハワイ火災救援金の店頭募金を受け付け10,577,943円を日本赤十字に寄付した」
との内容がありました。
★イチヘ~さん
ドン・キホーテはオアフにも支店があり、ハワイとの関係が深いですよね。
それにしても日本も災害で大変な時に、1千万円以上の寄付が集まったとのこと。
驚きそして感謝の気持ちでいっぱいです。。。