先週の日曜日、ハワイの文化を知っている人には
とても興味ぶかいイベントがありました。
Mana i ka Leo: Power of the Voice
というタイトルの初公開の映画です。
たった30分の映画でしたが、制作に費やされたのは6年間。
内容は、ハワイアンチャントがハワイの文化と習慣にとって、
どんなに大切か、そして古代&現代のハワイアンにとって
どれだけ深い意味を持つか。。。という、かなりディープな、
濃い映画です。
コンサートや演劇など、ライブではないこの種の催し物のチケットは、
マウイでは売り切れになることは滅多にありません。
今回も私はそのつもりで、「映画だから当日チケットを買えばいいかな。」
と思っていましたが、考えが甘かった!!ボックスオフィスには
長ーーーーい行列が[:汗:][:汗:]
私の10人ぐらい前で、チケットは売り切れ。そして待つことしばし。
結局たくさんの人がチケットを買いそびれたので、急遽会場を
小さいマッコイシアターから大きい方のキャッソルシアターへ移動。
開演時間が1時間ほど遅れましたが、全員座れて、しっかり
映画を見る事が出来ました。私もその一人[:チョキ:]
肝心な映画の内容はというと。。。すごかったです。。。。
私のクムフラ、ホクラニ・ホルト、あの有名なカウマカイワ・カナカオレ。
「ハワイアンにとってのチャントとは、生活の一部。
だれに評価されるでもなく、競いあうわけでもない、自然界に存在する神と、
チャントを唱えるその人との神聖なコミュニケーション」
映画の中でチャントを唱えている姿は、映画のために
演技をしているのではなく、魂と心とすべてがそのチャントとともに
今、生きている「LIFE}そのものである。。。
言葉の持つパワー。
言葉によって人間は、傷もつくし、癒されもする。
Power of Voice
すばらしい映画でした。。。
時間はかかりますが、DVDでも発売させる予定だそうです。
ハワイの文化に関心のある方には、
絶対に見ていただきたいドキュメンタリー映画です。
コメント
うーーむ、見て見たいなぁ…
言葉は救いになったり凶器にもなる・・
肝に銘じます。
満員になると急遽会場変えてくれる
臨機応変さ 素晴らしいね。
日本ならすんなり帰されちゃうと思う・・