幸福論

購読しているハワイ報知に興味深いコラムがありました。

少し前、ブータン国王ご夫妻が来日された事にちなんで

”ブータンの「幸福」から学ぶもの”と題されていました。

ブータンという小国は、経済成長だけでなく、精神的な豊かさを重視し、

国民の97％が幸せ、と答える幸福の国とされているそうですね。

金銭的、物質的豊かさを示す指標はご存知”国民総生産”

でもこのGNP＝幸福の指標とはならないのはもちろん

精神的豊かさが考慮されていないから。

このコラムの中に、考えさせられる箇所がありました。

「幸福の方程式」　 H = I / D 　

日本語に直すと、幸福Hは、所得Iを欲望Dで割った値である、となり

つまりいかに所得が高くても、
欲望が大きければ幸福感は低くなる、という事だそうです。

この方程式は、サミュエルソンという経済学者が考えたものだそうですが、

人間の幸せは、こんなに単純な方程式では計算できないのではと、

思ってしまうのは私だけでしょうか。

所得と欲望。それよりも青い空と美しい海に幸せを感じるAkiyoです[:ハート:]