ネイティブハワイアンにはアウマクアという、家系に直結した
守護神のような崇敬される先祖の存在があります。
先に亡くなった先祖が、サメやウミガメ、フクロウなどに体の形を変えて、
その家族や個人を守ってくれたり、手助けをしてくれます。
その象徴は動物だけに限らず、雨や虹、風などの自然現象であることも。
一番最近のハワイアン・カルチャーのクラスで、このアウマクアについて
また少し習いました。ネイティブハワイの先生から習った事、3つ。
①アウマクアは血統で繋がっている祖先。
つまり、ネイティブハワイアンにのみ存在する。
②助けて欲しい時にチャントを唱えてアウマクアを呼んだとしても、
必ずしも助けに来てくれるとは限らない。
③常日頃から先祖とつながっていない者は、アウマクアには認識されない。
ということは、私たちのようにネイティブハワイではない人間が、
チャントを唱えてアウマクアを呼んだらどうなるのでしょう。
先生は、こう説明してくれました。
アウマクアは血が繋がった先祖そのもので、そしてアウマクアという言葉は、
もちろんハワイ語。つまりハワイアンの家系にしか存在しない。
ネイティブハワイアンでも、普段からコミュニケーションをとっていなければ、
先祖にとって「あなたはだれ?」ということになって、助けには来てくれない。
逆に、ハワイアンでない人でも、普段から勤勉で、よい行いをしている
人であれば、それをアウマクアは分かっていて、もしかしたら
助けに来てくれるかもしれない。ただそれは、まったくその
アウマクア次第、とのことでした。
アウマクアにまつわるハワイの伝説はたくさんあります。
どのお話も、究極はハワイの人々の土地や自然を大切にする心に
直結している、という気がします。。。
コメント
★TAKUMAくん、
この光景は、神々しいモノを感じました。なのでアウマクアのための
写真に、と思っていました。人生一方通行。。。良い結論ですね!
★kagariさん、
この写真は、うちからちょっと下ったところから撮りました。
そう、日本でも別の言い方かも知れませんが、
絶対ありますよね!アウマクアのような守ってくれる
なにか。。。本当に同感です!
★wiliwiliさん、
Sさんの写真、\’きっときれいでしょうね~♪彼もマウイを愛して
いらっしゃいますし。いつもコメント、ありがとうございます!
KIHEIのSさんが、「天使の階段」といった感じのタイトルで掲載されていた写真を思い出しました。
こんな景色を見て過ごせるなんて、最高の贅沢ですね。
何かの存在を感じそうです。
とても神秘的な写真ですね。おうちまラナイからの写真でしょうか?
なるほど、よく理解できましたよ。いつも本当に日比呂にしみるハワイアンの講座のシェアをとてもうれしく思います!
人それぞれとも思いますが、わたしなんかは、父が亡くなってから、
本当に奇跡のような出来事で母と私と姉はなんども助けられたという
ことがあり、自然のものの姿には変えていないですが、
見守って、そばにいつもいてくれるという空気をすごい感じているので、
共感します。日本人も、べつの言い方かもしれないですが、
同じような謂れがあるのかもしれないですね。
大海原にアウマクアが降りてきそうな光だ。
こーゆー光景を見ると人生の行方が見えてきますよね。
『人生一方通行、Going MyWay』と云う結論に至りました。
細かいところはまだ少し、つきつめて考える必要がありますけどね(笑)