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クルージングを使う!(初めてのレンタカー)
ハワイで車を運転しよう
脱ワイキキ!!他島なら車がなければ。。。。
オアフ島以外の他島の幹線道路を運転していると、信号がほとんどなく単調な道が続き、一定速度をたもちながらアクセルを踏みつづけることにとっても疲れてくる経験をした人が多いはず。右足がクククってツリそうになったり。そんな時はクルージングによるドライブを覚えると楽をできる。クルージングとは、アクセルを踏まなくても設定した速度を保ちながら車の運転ができる機能。日本でもこの機能が装備されている車がある。
レンタカーに乗り込んだとき、写真のようにハンドルの左右に何やらボタンのようなものがついている車を借りたことがある人もいると思う。これがクルージング機能のスイッチとコントローラだ。車種によってスイッチとコントローラが左右のウィンカーとワイパーレバーについてる車もある。一般的な使い方は以下のとおり。
基本操作
- 運転中にハンドルの左にあるスイッチ上部の”ON”を押す。 これでクルージング機能を使えるようになる。尚、この時点ではクルージングそのものはまだ作動いていないので、アクセルから足を放すと車のスピードは落ちる。
- アクセルの踏み込みを調整して設定したい走行速度にする。但し、48km/h (30mph)以上にならないとクルージングは使えない。(車種による)
- ハンドルの右にあるコントローラの"SET/ACC" ボタンを押す。クルージングがセットされる。これでアクセルから足を放しても、車は設定速度で走行を続ける。
- ブレーキを踏めば瞬時にクルージングは(一次)解除となる。その後は再設定(或いはレジューム)するまで、通常どおりアクセルで速度をコントロールして、ブレーキを踏めば減速、普通に停車もできる。
- クルージング中に機能を完全解除するには、ハンドルの左にあるスイッチ下部の”OFF”を押す。
応用操作
- クルージング中の加速
- "SET/ACC"ボタンを押し続けるとスピードがあがり、放すとその時の速度にセットされる。
- "SET/ACC"ボタンを短く1回押すごとに 1.6km/h (1mph)ずつスピードがあがる。(加速度は車種による)
- アクセルを踏み込むとスピードは上がるが、アクセルを放すと設定速度まで減速し、クルージングを続ける。加速した速度でクルージングを新たにセットしたい場合は"SET/ACC"ボタンを押す。
- クルージング中の減速
- "CST" ボタンを押し続けるとスピードがさがり、放すとその時の速度にセットされる。
- "CST" ボタンを短く1回押すごとに 1.6km/h (1mph)ずつスピードがさがる。(減速度は車種による)
- ブレーキを踏むとスピードが下がり、クルージングは一次解除となる。減速後 "SET/ACC"ボタンを押すとその時の速度に新たにセットされる。
- レジューム機能
クルージング中にブレーキを踏んで減速した場合、"RSM" ボタンを押すと、アクセルを踏まなくてもクルージング設定時の速度まで自動的にもどる。
以上、操作方法や機能は車種によっても違うのであくまでも参考としてください。
※コラム
クルージング走行の注意点
当たり前だが混んだ道では使わない。
だから、オアフ島で使うことはまずない。phiはハイウェイであってもオアフ島でクルージングは使わない。もっとも、オアフ島のレンタカーでは普通乗用車でクルージングが付いているものは少ないと思う。オープンカーなどのスポーツカーぐらい。他島でレンタルするとクルージングが付いている乗用車がけっこうある。
十分な車間距離を保つ
前に走っている車との車間距離は少し長めにとって走る。そのほうが気分的にも楽。追い越したい車には”どうぞご自由に”とい気分で抜かせる余裕が大事。
坂道走行に注意
クルージングは緩やかな登り道なら自動的にアクセルを踏み込み設定速度を保つようになっている。このとき前の車との距離が詰まる場合があるので注意が必要だ。急な上り坂や下り坂では設定速度より遅くなったり、早くなったりする。とくに急な下り坂ではスピードが出すぎるので注意。
前を見て運転
アクセル踏まなくていいからといって、よそ見をしないように!ちゃんと前をみて運転してください。くれぐれもプリントしたこのページを見ながら運転なんてやめてくださいね〜。
- 左がスイッチ、右はコントローラ左右のレバーに付いている車もある
- スイッチ
ON:機能を使えるようにする
OFF:クルージングを解除 - コントローラーでスピードのセットと加減速を制御
SET/ACC:速度の設定と加速
CST:速度の減速
RSM:設定速度に戻す