マウイ島、12月になると。。。クジラ見た? (Whale Watching)

合い言葉は、『今年はもう見た?』

ソワソワとした空気が島全体に漂う

毎年11月も終わりになるとマウイ島は一種独特な雰囲気につつまれる。皆が待ち焦がれているようにソワソワとした空気が島全体に漂う。そして人々が互いに交わす言葉は合言葉のように決まって同じだ。 『今年はもう見た?』

毎年12月から4月にかけてマウイにザトウクジラがやってくる。その数500頭とも800頭とも言われる。どんなガイドブックにも載っているので、あらためて紹介するまでもないこの自然のイベントが観光客だけでなく地元の人にも常に人気がある理由は、ザトウクジラがマウイに出産にやってくるためだ。 ただ単にhoppying(ジャンプ)やSlappling(尾で水面をたたく)をするだけでなく、生まれたばかりの赤ちゃんクジラと寄り添う親クジラを見ることができる。その愛らしい姿はとってもほほえましい。

ホーエルウォッチングツアーがベスト

丘からも見れるが、鯨を見るためにはボートで海に出るのが一番だ。マウイにはホエール・ウォッチングというツアーが多数ある。これで見るのがいいだろう。ベテランキャプテンがクジラを求めて海を走りまわるのだから、見れる確率は100%に近い。 また、モロキニ島スノーケル・ツアーボート・ダイビングに参加する人も、この時期移動中のボートからクジラを見れる確立は非常に高い。ダイビングで潜っている間にクジラに遭遇することはまれだが、鳴き声はよく耳にする。これホント。

マウイにやってくるクジラの生態や資料についてはホエラーズ博物館に行くことをお勧めする。日本語のナレーションも用意されているのでわかりやすい。ここのホーム・ページでクジラの鳴き声を聞くこともできる。

リピーターになると見慣れてしまって、クジラと言われても「ああ、クジラね」なんていう人もいるが、実際にそばで見かけると思わず「おおーッ」と必ず叫んでしまう。見慣れていても、決して見飽きることはない感動を常に与えてくれる。

クジラのジャンプ
クジラのジャンプ
クジラのテイル
クジラのテイル
ダイビング中に遭遇
ダイビング中に遭遇
ラハイナダイバーズ

■初出:2000年12月  更新:2008年1月

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