宿泊先の手配 (初めての個人手配旅行)

自由度100%のハワイ旅行

ネットで探して簡単予約

個人手配の一番の利点は宿泊先を自由に選べること。施設はもちろん部屋指定もできる。また、インターネットが普及して一番恩恵を受けたのがこの宿泊先の手配。それまでは時差を気にして国際電話で部屋の空き状況や値段を問合せ予約をしていた。今では希望の宿泊先情報がウェブサイトで公開されていれば、価格情報はもちろん施設の画像や説明を見れるし、オンライン予約だって簡単にできる。

宿泊先はどこを選ぶのか?

手配をする宿泊先としては、ホテル、コンドミニアム、バケーションレンタルハウス、B&Bなどがある。ハワイに行く人の環境や人数、滞在日数や目的など旅行のスタイルによって宿泊先は違うもの。自分にはおすすめの宿が必ずしも他の人におすすめかどうかはわからない。いろいろな意見を参考に自分にあった最適な宿をみつけて欲しい。

ホテル

ホテルはもっともスタンダードな宿泊施設。

  • シティーホテル
    もっともポピュラーなお気楽ホテル。主にベッドとバスだけで、どちらかというと就寝目的。ワイキキのホテルはほとんどがこのタイプ。値段はピンキリ。もちろんリゾートホテルよりは安い。冷蔵庫は小さいので飲み物程度。2名など少人数向き。
  • リゾートホテル
    広大な敷地にビーチやプール、ショッピングアーケードやレストランなどホテルの施設だけでもリゾートできる。反面、エントランスやロビーから部屋までは遠く、またレンタカーを駐車するパーキングも遠い。パーキングもバレットパーキングだったりするとシャカシャカ動く人にはうっとおしいかも。リゾートホテルでの滞在は優雅に、ゆったり、そしてのんびりと。2名など少人数向き。

コンドミニアム

コンドミニアム
コンドミニアム

一般に各部屋(ユニット)ごとにオーナーがいて、オーナー不在の時に管理会社が旅行者に貸す。だから部屋は生活観があり、ベッドルームのほかにリビングやキッチン、家具・家電などの生活用品が揃っていて部屋も広い。洗濯機や乾燥機が部屋に付いている場合とコインラインドリーで共用のところがある。冷蔵庫も大きいので食料など買いだめができ、長期滞在者向き。また、2ベッドルームや3ベッドルームなら4人〜6人の家族やグループで滞在できて、一人あたりの宿泊費が安く上げられる。

バケーションレンタルハウス(バケレン)

バケーションレンタルハウス
バケーションレンタルハウス

一軒家を丸ごとレンタルする。カイルアなどのリゾート地域に多い。1泊の料金は高いが、6人以上で泊まれば割安となり、リッチ感覚で優雅な生活を満喫できる。家族やグループなどの大人数で気兼ねなく滞在を楽しめる。繁華街から離れている場合が多いのでレンタカーは必須。

B&B

Bed(ベッド)&Breakfirast(朝食)。部屋数の多い一軒家のオーナーが複数の旅行者に部屋を個別に貸す。オーナーが朝食を作ってくれる。旅館的感覚。宿泊費は安いが共用スペースや共用設備が多いのでいろいろと制約がある。他の旅行者とのコミュニケーションを楽しむ人向き。

 

  ホテル コンドミニアム バケレン B&B

ベッド、バスまたはシャワーと簡単なテーブル。コンドに比べれば狭い。

リビングやキッチンがあり広めの部屋。くつろげる。ベッドメイキングは有るところと無いところがある。

家まるごとレンタルなので、豪華。ベッドメイキングはない。

部屋は狭い。
ベッドメイキングはまずない。




なし

あり。通常はトースターや電子レンジも付いている。もちろん食器も。キチネットはお湯が沸かせる程度。

明るくてきれいなキッチン。食器も豊富。

キッチンは他のゲストと共用。



小さい。おまけ程度。

大型の冷蔵庫。長期滞在には欠かせないフリーザーは必須。

おおきなバケレンだと冷蔵庫が2つあったりする。

冷蔵庫は大きいが他のゲストと共用。





なし。

洗濯機・乾燥機がついている部屋もある。ない場合は共用でコイン式。

洗濯機、乾燥機ともある。

共用でコイン式。


島内でも手数料が取られる。

島内は無料のところが一般的。他島、国際電話はクレジットカードを使用。

島内は無料。他島、国際電話はクレジットカードを使用。

島内は無料のところが一般的。他島、国際電話はクレジットカードを使用。



駐車場まで遠い。バレットあり。有料のところが多い。

駐車場まで近い。オアフは有料、他島は無料が一般的。

もちろん無料。専用パーキングがある。

敷地内に置く。無料。




2〜4名。ハワイの”旅行”を楽しむ人向き。

2〜6名。リピーター、家族向き。ハワイの”生活”を楽しむ人向き。

6〜10名。友達家族やグループで、ワイワイ楽しく滞在したい人向き。

2〜4名。少人数で費用を出切るだけ抑えたい人向き。

おすすめ  

部屋タイプ

 ホテルやコンドには次のような部屋タイプがある。パッケージツアーとちがって、特に注意書きがなければ、料金はどれも一室あたりの料金で一人あたりの料金ではない。

ステューディオ(Studio)

一般的にワンベッドルームでキチネット(流し程度のキッチン)タイプのコンド。冷蔵庫も小さいタイプ。2名まで。

ワンベッドルーム(one bed room)

寝室1つとバス、トイレ。コンドの場合はキッチン、リビングも含まれる。ベッドはダブルベッドがひとつかベッド2つのツインベッド。定員2名。補助ベッド等で最高3名までが一般的。

ツーベッドルーム(two bed room)

寝室2つとバス、トイレ。ホテルによってはリビングもある。コンドの場合はキッチン、リビングも含まれる。各部屋ベッドはダブルベッドがひとつかベッド2つのツインベッド。定員4名。補助ベッド等で最高6名までが一般的。

スリーベッドルーム(three bed room)

寝室3つとバス、トイレ。ホテルでは最近このタイプが少なくなった。コンドの場合はキッチン、リビングも含まれる。各部屋ベッドはダブルベッドがひとつかベッド2つのツインベッド。定員6名。補助ベッド等で最高8名までが一般的。

ロフト(Loft)付き

コンドミニアムなどでロフトがついているものがある。ロフトが追加の寝室になっている場合もある。

料金設定

ホテルやコンドの料金も航空券と同様にシーズンや部屋カテゴリーによって違うし、上層階ほど高いのが一般的。また滞在期間が長くなると割引になることが多い。

シーズンによる値段

ホテルやコンドの値段もシーズンによって違うが、ハイシーズン、ローシーズンの時期はホテルや島によっても多少異なる。オアフ島のホテルやコンドは日本の暦にあわせて細かく料金設定しているところもがるが、他島などは大雑把に米国本土が寒い時期(12月中旬から4月中旬)がハイシーズンとなっているところもある。2島で滞在する場合はこのあたりをよくチェック。

部屋カテゴリー

部屋のカテゴリーは簡単にいうと部屋から見える景色によって分けられる。海が良く見えるほど料金が高い。

  • オーシャンフロント(Ocean Front)
    ビーチ(前)に建っているホテルやコンドで、部屋から海が見渡せる部屋。リゾートホテルに多い。もちろん価格は高い。
  • オーシャンビュー(Ocean View)
    ビーチ(前)に建ってなくても、通りを隔てて部屋から海が見えればこのカテゴリー。
  • パーシャルオーシャンビュー(Partial Ocean View)
    部屋から少しでも海が見えたり、ラナイ(ベランダ)にでれば海が見える部屋。
  • ガーデンビュー(Garden View
    海側でなく庭側に面している部屋。海が見えることもある。
  • マウンテンビュー(Mountain View)
    ワイキキのホテルやコンドで海と反対側に面している部屋。海は見えない。

リピーターで日中はほとんど部屋にいないなんて人は、ガーデンビューやマウンテンビューの部屋の方が安いし、ワイキキのマウンテンビューの部屋は夜景が綺麗だ。

長期滞在がお得

一般にコンドミニアムなどでは7泊で割引になり、さらに1ヶ月滞在の料金が別に設定されていることが多い。また、コンドやバケレンでは最低宿泊数という制限があるのが一般的。

宿泊先の予約

予約は直接宿泊先にするか、現地代理店等にする。昔は電話やFAXで予約をしていたが、今ではインターネットでオンライン予約が便利。予約時にクレジットカードは必須。

予約が取れた時点で

  • デポジット(予約金)が1〜3泊分クレジットカードにチャージされる。
  • 残金の支払いはチェックインの30日前だったり60日前だったり、宿泊先のシステムによる。クレジットカードにチャージされるのが簡単だし一般的。
  • 予約の変更やキャンセル料については様々だが、コンドやバケレンでは残金がチャージされた時点でそれ以降のキャンセルは返金がないのが一般的。急な不幸や事象で渡ハが中止になる心配がある人は、海外旅行保険の旅行変更費用特約に入っておくと、キャンセル料等の補償がある。

 

コンドミニアムやバケレンの場合は、その他に

  • 予約手数料や、
  • クリーニングフィーはチェックアウト後のリネンや部屋の掃除代。
  • セキュリティーデポジットがかかる場合がある。
    セキュリティーデポジットの多くはコンドやバケレンなどその部屋のオーナーがいる宿泊施設を利用する時にかかる場合が多い。滞在中に部屋や家具を破損した場合にこのセキュリティーデポジットから修理代金を差し引くのが目的。 何も問題がなければ、チェックアウト後にセキュリティーデポジットはクレジットカードに返金される。

 

尚、オンライン予約をする時フォームからカード情報を入力する場合の注意点はオンライン予約の注意点を参照のこと。

オプショナルツアー予約 ⇒

■初出:2000年1月  更新:2008年1月

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