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カイルアタウン (Kailua Town)
カイルアタウンを素通りしていませんか?
ビーチだけじゃないカイルア
カイルアといえば”ビーチ”と言うぐらいそのトロピカルに綺麗なビーチの方で地名が知られているが、そのほとんどの人が素通りしてしまう見所”カイルア・タウン”がビーチに行く途中にはある。もともとアメリカ メインランドやヨーロッパからの観光客が滞在することが多いこの一帯は日本のガイドブックなどで町そのものが取り上げられることは、昔はまずなかった。
以前からこの町には小洒落たショップがいろいろあって、そんなショップはいわゆる”ハワイ通”と呼ばれるある一定の日本人観光客やリピータに指示を受けていた。そういった群はバケーションレンタルという家族向け”中長期滞在型一戸建借家”(ようするに家族や友人で家を丸ごと借りて滞在する。ホテルやコンドより一人当りの宿泊単価が安くなる)に滞在して、のんび〜りとハワイの短期生活を楽しむ。そんな彼らにとってカイルアタウンはとてもフレンドリーな町だ。今、このカイルアタウンが進化している。
2001年9月11日、メインランドを襲ったテロの衝撃は、ここハワイの小さな町にもその多大なる影響を及ぼした。アメリカ本土やヨーロッパからの観光客が激減したことにより多くのショップがバタバタと倒れていった。その光景はまるでマシンガンで縦走するように凄まじい勢いで、このままでは町のゴースト化は免れないと思ったほどだ。
進化する ”カイルア”
- 2001年11月、17年の歴史に惜しまれながら幕を閉じたCountry Treasures。もうこんなカワイらしいアメリカンクラフトたちには会えなくなった!
でもカイルアが死ぬことはなかった!
そういった逆境のなかでもたくましく生き残っていくショップもあった。彼らは観光客に特化せず、ローカルからも愛されるオシャレなショップだったから生き残ることができた。もともとカイルアは観光地であるとともに、地域周辺に住むローカルたちの町でもある。
だから空いたテナントに新しく入ってくるショップは観光客に頼るだけの”観光ショップ”という形態からローカルからも愛される魅力的なショップや彼らの生活に密着したショップの形態へと変化を、進化を始めた。そして、この”進化”が新しいカイルアタウンの魅力となっている。
- 進化する町。ここはハワイ?
それともヨーロッパのカフェ? - 新しい店舗が続々入った
- 客層もローカルにかわったのか?
- 探索したいエリア