ハワイアンキルト

ひそかなブームに火がついた!

ハワイの植物をモチーフした伝統工芸

最近テレビなどでハワイアン・カルチャーが良く紹介されるようになった。そのひとつがハワイアン・キルト。

左右対称の柄に切りぬいた布を綿をはさんだ2枚の布に載せてアップリケしていく。図柄にはパイナップルやプルメリア、キモハンなどのハワイの植物が使われるが、魚や貝をイメージしたものもある。驚くほど細かい縫い目が、実に等間隔に波紋のように並び、美しい模様になっているのが特徴だ。壁掛けやクッション、テーブルクロスなどやさしい色合いでとてもきれいだ。ハンドメイドなので、ベットカバーなど大きな物は1年半ぐらいかかる。当然値がはる。本格的なものが欲しい場合は、自分で作るほうがおすすめだ。

自分で作るハワイアンキルト

実は、この細かい作業が日本人の性格にあったのか、今ひそかに、いや爆発的なブームになっている。ハワイにはキルトスクールがいくつかあるので、最近ではキルトをやるためにハワイに来る人たちが増えているのをご存知だろうか。ハワイのキルト・ショップでは、出来あがったキルトのほかに、キルトを作るためのパターンや材料、道具も売っているところもある。また、カットされた布やキルトの綿、糸などが入った初心者用のキットもある。

いつもビーチとショッピングに追われているあなた、次回はキルティングにチャレンジしてみてはどうだろうか。きっとハワイアン・スピリッツを体験できる。

縫い物がちょっと苦手と言う人には、クッションカバーや壁掛けなどハンドメイトではないミシン縫いなどのもが手ごろな値段でギフトショップなどにある。

壁掛けや小物
壁掛けや小物
ベッドカーバー
ベッドカーバー
クッションキット
クッションキット

■初出:2000年1月

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