※本文
セント・ベネディクト・ペインテッド教会 (St. Benedict's Painted Church)
カラフルだけど趣きのある教会
緑に囲まれた白亜の小さな教会
ハワイには観光スポットになる教会がいくつかあるけど、ハワイ島のカイルア・コナの南、ホナウナウの高台にあるセント・ベネディクト・ペインテッド・チャーチも一度は立ち寄っておきたい教会のひとつ。
緑に囲まれた白亜の小さな教会は一見すると中世ヨーロッパの教会という感だが、中に入ると一変してカラフルなペイント(絵画)が目に飛び込んでくる。天井は椰子の木や空を描いたした南国の風景、一方で聖書一節の絵が描かれた壁やピンクと白の縞の支柱は中世カトリックの教会を思わせる。ベルギーからハワイへやってきたジョン・ベルチマン・ヴェルジ司祭が1899年から1904年にかけて自ら描いたもで、当時、言葉が通じず聖書を読むことができなかったハワイの原住民に、これらの絵をもって聖書の教えを伝えようとしたのだという。
場所と運転は、コナ方面からMamalahoa hwyを走り、Napoopo rd.かMiddle Keeirs.を右折。さらにpainted Churchrd.を下りて左手、小さな看板がある。入り口がちょっとわかりにくいけど、中に入ると敷地内には十分な駐車スペースがある。
教会に向かって階段を登っていくが、途中で振り返ってみると眼下にホナウナウの海が広がる。こちらの景色も見逃せない。
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- 高台の教会
- 教会の中
- 壁・天井のペイント