ドアチェーンの便利な使い方

知ってて使うと、ヘブンでスマートな技

本来の使い方は

ドアチェーンっていうのが正しい名称かわからないけど、ホテルやコンドミの部屋のドアには写真のようなドアチェーンがだいたい付いているよね。もちろん目的は夜の戸締りとして部屋の鍵をしたあとこのチェーンをかけておいたり、来客があったときドアをいきなりバーっと開けるのではなく、チェーンをかけた状態でドアを半開きにして、来訪者を確認する。これがスタンダードな使い方。

さて、このホテルやコンドミのドアは普通オートロックになっていて、外出するときなどドアを閉めれば自動的にロックがかかる(ドアノブが外から回せない)状態になって、そのたびに施錠をしなくていいようになっているよね。そうそう、これって便利だけど、部屋にキーを置いたまま外に出てしまって青くなったりす原因となるオートロックのこと。(心当たりあるでしょ!)このオートロック、つまりドアが閉まっている時は常に施錠された状態になっている。つまり、つまり、部屋の中にいるときでも常にドアはロックされている。

すっかりくつろいでいる時に。。。

では次に、よくありませんか?こんなこと。

同伴者といっしょに戻ってきて、連れは”ちょっとフロントに寄ってくるから先に部屋に行ってて。すぐ行くから。”っていう状況。言われたあなたは先に部屋にもどって、やれやれ〜って ビールをシュパーって開けて、ゴクゴクゴク、プハーッ。やー、きょうもよく遊んだなぁー!って、お疲れモードをリフレッシュ中のまさにその時。ドアの外で戻ってきた連れがトントントン、開けてくれるー!って、悪魔のお呼び出し!こちらは既に、ソファーに埋まってるくらい超リラックス、最高の開放感に浸ってとってもヘブンな、絶対に誰にも邪魔されたくない状態のその時に、呼ばれること。よくありませんか??

当然、”ドッコイショーッ”って語尾も強げ思わず口からでて、鉛のように重い腰をやっとこさ上げ、連れのためにはるか遠いかなたのドアを開けに行く。暗ーく、重ーい足取りで。ハワイでこんなひどい目にあったことありませんか?そうです。これはすべてオートロックのせいなのです。

こんなときに実践

そこでそこで、こんなときに役に立つのがドアチェーン。そもそもドアをロックする側の立場のこのチェーンがお役に立つ。使い方は簡単。オートロックはドアがしまるとロックされるんだから、つまりドアが閉まらないようにすればいい。写真のように、ドアチェーンを外に折り込むだけ。ドアと壁の間に挟まってドアはしまらない、ロックがかからない、つまりトントントンと連れから呼び出しがかからない、だから当然ヘブンな気持ちでビールを飲み続けられる。もー、最高!

どってことないことなんだけど、意外と皆さんこの使い方を知らないことがわかったので、あえてご紹介。ご存知だった方、こーんなに引っ張ってごめんなさい。この技、けっこう普通なようで、ドアチェーンが当たるドアの部分に傷保護金具がついていことが多い。

改めて言うことはないと思うけど、これはあくまでも連れがすぐに戻ってくることがわかっているときに使える技。1時間も戻ってこないときにこれやって、ビール飲んでるあなたは眠ってしまい、知らない人が横に立っていたとしても責任もちません。

なお、ルームサービスを頼んだときやメンテナンスの人を呼んだときなんかも、この技を使えばとってもスマートだ!彼らはこの状態でもいきなり入ってくることはなく、必ずドアノックするからご安心を。

よく見かけるドアチェーン
よく見かけるドアチェーン
ドアチェーンを起こす
ドアチェーンを起こす
ドアチェーンを倒す
ドアチェーンを倒す
これでヘブンをキープできる
これでヘブンをキープできる

■初出:2003年4月

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