１２月のテント

町で見かける大きなテントは何？

１２月になると写真のような巨大なテントをホノルル市内でよく見かけるようになる。とにかくでかいので、サーカスでも来てるのかなーと思う。でも、ちょっと待ってよ、この巨大なテントを街のあちこちでよく見かける。そんなにサーカスが来てるはずはない。でも普段はこんなテントをホノルルでみかけることはない。１２月だけ。

実はこの巨大テントの中でツリーを売っている。１２月に売るツリーだからもちろんクリスマス・ツリー、もみの木だ。ひとつのテントのなかにこれだけのツリーがあるのだから、ホノルルだけでもいったい何本のツリーがこの時期売られているのだろう。まったく、驚く。やはりクリスマスはここハワイでも１年を締めくくるメインのイベントだ。

お持ち帰りも大変だ！

家族みんなでピックアップやワゴンに乗ってきて、あれがいい、これがいいと品定めをする。ハワイでも一番が子供、次に奥さん、そしてご主人の順に決定権があるようだ。そしてツリーを車に詰め込むのはもちろんご主人の仕事。みるからに重そうなツリーを汗だくになって積んでいる。普通の乗用車で来た場合は当然ツリーを積み込むことができない。そうするとどうなるかというと、写真のようになる。家につくまで頑張ってツリーを支えて欲しい！

ここでふと疑問が湧いた。　これだけのツリー、クリスマスが終わったらいったいどうなるのだろう？壊して薪にでもするのだろうか？そんなバカな。　現地の友人に聞いてみた。それによると市がちゃんと回収してくれ、肥料になるらしい。納得！