婦人科検診って何(1)


婦人科細胞診標本(正常の人のスメアー(標本)表層扁平上皮と好中球(白血球の一つ))
実際、婦人科でどのように診察がされているかしらないが、「婦人科検診って何」って書いておいて そりゃーないよ!、と言う人が多いと思いますが、私は検査技師の立場なので臨床側(医者と患者の会話) のことは、あまり詳しくありません。m(_ _)m

で、もし興味のある方は、受診しましょう。 えっ!、男....まっ!とにかく行ってみれば、看てくれるかも!(僕は、知ーらないっと!)


まず、子宮癌検診(婦人科検診のこと)の報告書には、どのようなことが書いてあるのか? 又、どういう意味なのか、知りたいと思いませんか?

子宮癌検診とは?

子宮癌検診には、大きく分けて子宮頸部検診と子宮内膜検診の2つがあります。 癌の発生する頻度としては、子宮頸部癌がかなりの比率を占めています。 まず、子宮頸部癌の細胞診報告書について、クラス分類と言うのがあり Class 1から5まであります。
クラス分類診断その説明
T陰性正常の上皮(細胞)からなる。
多くは、表層から中層の扁平上皮からなる。
U陰性これも正常ですが、炎症や感染(ウイルス、細菌、トリコモナスなど)による化生細胞の増加や炎症所見の増加する。
V擬陽性Dysplasia(ディスプレイシア:異形性)と呼ばれる細胞が見られる。
その異型度の強さにより、mild(slight), moderate, marked(severe)に分類される。
W陽性「陽性」つまり、癌を意味しています。
このステージは、比較的早期な場合を言います。
X陽性「陽性」つまり、癌です。
そしてある程度進行した状態を意味しています。


どうやって見つけるか(どうゆうふうに検査が進むのか)

  1.まず、婦人科を受診して検査部位の標本を採取してもらう。
      頸部と内膜は、それぞれ別個に採取する。同時に検査できますが、別々に採取する。
   患者さんは、ここで終了し結果を待つ。(3日から一週間ほど)

 2.アルコール固定する。(固定とは、採取した細胞がそのまま腐敗していくのを防    ぐために95%アルコールに漬けて保存する。)
 3.この状態で、検査室に届けられる。
 4.パパニコロウ染色と呼ばれる専用の染色(各細胞に、色を付けて見やすくする)をする。
 5.顕微鏡で、標本の塗ってある部分を隅々までくまなく見る。でも、この部分の仕事が    一番大変です。つまり、そこに塗ってある細胞を全て見なければならないからです。    とは言っても、一個一個の細胞をいちいち見ていては手間がかかりすぎるので、    そこに見える多くの細胞をイメージとして見て、正常の細胞だけか異常なものが含    まれているか振り分ける。異常なものが含まれているように見えた場合、詳しく一個一個    の細胞を見る必要がある。
 6.その結果、この異常な細胞が「癌の疑いがある」または、「癌ではないけど見過ごせない」    場合、細胞診指導医と言う専門医に診てもらう必要がある。    つまり、細胞診で「癌」の診断するとその人の病名が決まってしまいます。    だから、この細胞が「癌」なのかどうか見極める必要があります。
 7.婦人科に結果を返す。診察、内診、細胞診結果をもとに患者に説明される。



ホームに戻る