いよいよ操縦の日
ホノルル空港の海側にその場所はある。
そこは、滑走路の一部かと思うぐらい近いところでありジャンボ機が轟音をたてながら
まさに頭上を飛んでいる。
そこの事務所で、飛行機の簡単な操縦の説明がある。所要時間10分位で本当に簡単。
「えーんかそんなに簡単で」と思うくらい短い。内容は、高度計の見方と機の水平を示す
計器の見方、上昇率、下降率の変化の大きさを示す計器の見方ぐらいで後の計器類は、
........です。と言うほど。
高度には注意する必要があるので、そのことに重点が置かれている。
前方に見える水平線がフロントガラス窓下部より10センチ上に見えていれば大丈夫だと言っている。
また、旋回は、操縦桿を左右に回す。方向舵(垂直尾翼の)は、使用しない。(パイロットが使用)
など位である。
天候や気流の乱れについての説明と簡単な飛行プランの説明がある。
「飛行プラン」には、30分コース、60分コースがある。30分コースは、ワイキキ上空を通りハナウマ湾
上空でホノルル空港に旋回して戻る。
60分コースは、ハナウマ湾上空からノースショアー方面に飛行し西海岸側から
ホノルル空港に着陸するコースである。他にも色々あるようだ。
ここで、揺れる地点や気流の乱れているところなど説明を受ける。
滑走路へ
説明が終わり空港施設内へはいる、鉄条網で区切られた中に入る。
パイパーと呼ばれる単発機がある。小型機と言え目の前にある機体は、やはり大きい。
パイロットの案内で機内に入る。
座席は、もちろん機長席、同行のパイロットは、副操縦席に乗る。
ヘッドセットしマイクを唇に付く位置にセットする。エンジンをかける。
ブルーン、ブルブルン、プロペラが回る。排気量6000ccのエンジンで
180馬力のパワーがある。
すぐに機は、滑走路に向かいタキシングをする。滑走路までの少し長い距離を小走りのような
速度で移動する。滑走路に到着し停止する、(ここまでは、パイロットが行った。)
管制塔からの離陸の許可を待つ。パイロットが何やら管制塔と交信している。
少しドキドキする。許可が出た。
パイロットが「スロットルをゆっくり動かし最大にしてください。」という。
ここから、なんと離陸から本物のパイロットになったかのような操縦経験が始まる。
スロットルを全開にする。轟音をとどろかせながら加速をしていく。
パイロットが、「60ノットになったらゆっくり操縦桿を引いてください」
と言う。
これは、もはやフライトシュミレーションのゲームで得られる体験ではない。
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