カレンダー
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       
<<前月 2024年03月 次月>>
 
最近の投稿
最近のコメント

保留中コメント:0件
カテゴリー
アーカイブ
リンク
プロファイル
検索
他のブログ
RSS
QRcode
QRコード
 

ITO HIROさん (Kids Hurt Too)



日本に限らず、世の中には想像できないような状況に置かれて、今を精一杯努力している子供達が沢山いると思います。


私の息子が夏、お世話になった日本の幼稚園の先生のブログにこんな事が書かれていました。

「学校とは何を作る所か」という質問に「学校は国民を作る所だとセミナーで聞いたけれど、学校とは平和を作る所だと僕は答えたい」と。
いくら学校でレベルが高い教育を受けさせても、成長してから国が戦争を起こして戦う事になってしまったらそれは意味のない事だと。

この日記を読んだ時にとても考えさせられました。

平和を望んでいる国民は一体どのぐらいいるのでしょうか。

平和といってもおそらく国全体規模のもの、社会規模のもの、地域規模のもの、学校規模のもの、そして個人規模のものをそれぞれ「平和」の感じ方も違うようにも思います。

今回書かせていただくお友達のHIROさん。

HIROさんはKIDS HURT TOO(子供達だって傷つく)という非営利団体の代表です。
以前はハワイのシーライフパークという所で、イルカの調教師やパーク内で行なわれるショーを行なったりして活躍されており、その頃は「ハワイスタイル」の本でも取り上げられた日本人の方です。

そしてパークを辞めた後はこのKids Hurt Tooで、アメリカ人の奥様と一緒に活動しています。

どんな活動をしているかと言うと、離婚や事故で親を亡くしたり、両親が戦争に行った子供達等何かしらの理由で親を失っている子供達をケアしていく活動で、子供達がコアの木を利用して作った物を販売して活動費に当てたり、小さな苗木を育てていったり、ドラゴンレース(大きなカヌーのようなものにのって何人かでパドルするものです)に参加したりと、傷ついた心を癒し、悲しみに立ち向かえる心を持てるお手伝いをしています。

いつもにこやかで、明るいHIROさんですが、HIROさん自身、育った環境がそうであった為、「個人的に平和ではない」子供達の気持ちが良く理解でき、そして沢山の夢やチャンスを与えていこうと頑張っていらっしゃるように見えます。

そしてなんと、本物のFBIがKids Hurt Tooの活動に参加し、そして子供達にFBIの活動をレクチャーする等をし、結果 FBIから表彰される事になり先月ワシントンDCに行かれていました。
FBIのレクチャーを受けた子供達の中から、未来のFBIが生まれるかもしれないのです!

今週末には子供達にサーフィンを教えるそうですが、こんな活動が日本でも広がっていけたら、不運な環境のせいで犠牲にしてしまっている沢山の可能性を秘めている子供達にも明るい未来が待っているのかもしれません。

興味がある方は是非読んでみて下さい。

Kids Hurt Tooのホームページ(英語)
ITO HIROさんのブログ


| https://www.plus-hawaii.com/blog/surf-n-sea/index.php?e=193 |
| FRIENDS | 04:15 PM | comments (0) | trackback (x) |

ページトップTOP